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JR東日本と西日本 在来線の車両で部品共通化の検討開始

JR東日本と西日本によりますと、鉄道の車両をめぐっては旧国鉄時代は全国同じ基準で製造されていましたが、37年前の分割民営化後はJR各社が、それぞれのサービスや技術開発に応じて製造してきたということです。

こうした中、鉄道に関する収入や労働力の減少が見込まれるとして、2社は今後設計する在来線の車両で部品を共通化する検討を始めたということです。

部品の共通化によって車両の製造に関する費用を抑え、人手不足にも対応するねらいがあるとしています。

共通化の検討は都市部を走る車両のモーターやパンタグラフ、行き先表示の画面など各社で違いの少ない部品から始めているということです。

一方、車体の本体部分は路線によって幅やドアの数が異なるため、共通化の調整には時間がかかる見通しだということです。

2社はほかの鉄道事業者に対しても共通化を呼びかけたいとしています。

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