牧之原市にある認定こども園「川崎幼稚園」の元園長で当時バスを運転していた増田立義被告(75)とクラスの元担任の西原亜子被告(48)は、おととし9月、こども園の駐車場に止めた通園バスの中に河本千奈ちゃん(当時3)をおよそ5時間にわたって置き去りにして、重度の熱中症で死亡させたとして、業務上過失致死の罪に問われました。
今月4日の判決で静岡地方裁判所は「元園長の運転手としての過失は被害児童の命を奪う危険性が極めて高い、最も重大なものだ。これまでの同種事案と比べても刑の執行を猶予する余地は認められない」などとして、元園長に禁錮1年4か月の実刑を、元担任に禁錮1年、執行猶予3年を言い渡しました。
期限の18日までに被告側と検察の双方が控訴せず、判決が確定しました。
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