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オストメイトが人目を気にせず温泉利用へ 湯あみ着を開発

オストメイトは、病気や障害などで人工肛門や人工ぼうこうをつけた人のことで、排せつ物をためる「パウチ」と呼ばれる袋状の装具を腹部に貼り付けて生活しています。

日本では透明の「パウチ」が主流で、中身が見えることから入浴などで衣服を脱ぐ場では人目を気にする人も多く、オストメイトの団体の調査では6割以上が温泉や銭湯を利用しないと回答したということです。

こうした現状を変えようとオストメイトやその支援者らでつくるグループが民間企業の協力を得ておよそ3年かけて湯あみ着を開発し、26日、東京・杉並区の銭湯でお披露目されました。

湯あみ着は、胸元から下をカバーしたり、腰に巻いたりするなど4種類の着方ができ、軽量で速乾性に優れ、手のひらのサイズでしまうことができます。

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