1. >>文章

落語家 林家三平さん 戦意高揚の“国策落語”演じ平和を訴え

国策落語は戦時中に戦意高揚のために当時の人気落語家によって作られたもので、林家三平さんが9日東京・新宿の寄席で演じました。

披露したのは祖父の七代目林家正蔵が作った「出征祝」です。

召集令状が届いた店の若旦那とそれを喜ぶ父親の大旦那や番頭たちを描いていて、三平さんは自分が戦死したあとの店の将来を心配する若旦那と、息子が召集されて国に貢献できることを喜ぶ大旦那を演じ、最後は「酒を2本買った」を「日本勝った」にかけたオチで締めくくりました。

長野県から訪れた女性は「笑えないけれど緊張感がある内容で、こうした落語しか聞くことができなかった当時のことを考えさせられました」と話していました。

声明:本サイト上のすべての記事リソースは、別途の説明やマークアップがない限り、オンラインリソースから提供されます。当サイト上のコンテンツが原作者の合法的な権益を侵害している場合は、当サイトに連絡して削除することができます。