27日の午後10時すぎ、蒲郡市竹谷町大久古にある木造住宅が、土砂崩れに巻き込まれました。
市や警察によりますと、この住宅には70代の夫婦と40代の長女と次女、それに30代の長男の家族5人が住んでいて、警察と消防、それに自衛隊などによる捜索が続けられた結果、29日朝までに5人が救助されました。
このうち男女3人の死亡が確認され、市などは70代の夫婦と、30代の長男とみて、身元の確認を進めています。
また、40代の姉妹のうち1人は重傷、もう1人は軽いけがをしました。
名古屋地方気象台によりますと蒲郡市では、今月26日午後4時の降り始めから27日の夜11時までの間に138.5ミリと、平年の8月1か月分を上回る雨が降ったということです。
現場はJR東海道本線の三河塩津駅からおよそ1.6キロ離れた蒲郡市西部の山あいの場所で、県は今回被害があった住宅周辺の斜面が急ではないとして、土砂災害警戒区域に指定していなかったということです。
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