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日本の衣料品を北朝鮮に不正輸出か 元経営者を書類送検

書類送検されたのは、札幌市に住む85歳の元経営者です。

警察によりますと、2019年12月、国の承認を受けずに日本メーカーの下着など、衣料品およそ200点、40万円相当を北朝鮮に国際郵便で不正に輸出したとして外国為替法違反の疑いが持たれています。

元経営者は北朝鮮で貿易業を営む人物から依頼を受けていったん中国にいる協力者あてに荷物を送り、その後、協力者が北朝鮮に持ち込んだとみられるということです。

警察によりますと、衣料品の仕入れには、北朝鮮のIT技術者が大阪に住む別人になりすまして海外の企業から仕事を受注し、得た収入が使われた疑いがあるということです。

元経営者はかつて北朝鮮で水産会社を経営していたということで、任意の事情聴取に対し容疑を認め「北朝鮮との関係を維持したかった。これまでに衣料品を中心に4、50件輸出した」などと話しているということです。

警察は資金の流れなどを詳しく調べています。

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