修理の依頼が相次いでいるのは宮崎市一の宮町にある専門店です。
9日の午前中もフロントガラスに穴が開いたり、側面のガラスにひびが入ったりした車が合わせて6台持ち込まれ、従業員が交換作業に追われていました。
竜巻とみられる突風の発生から10日余りがたつなか、この店ではすでに200台ほどを修理したということですが、被害の多さに修理が追いつかず、まだ600台余りが順番を待っている状態だということです。
さらに車種によってはガラスを取り寄せるのに半年ほどかかるケースもあり、作業の長期化が懸念されています。
修理にかかる費用はフロントガラス1枚で6万円から20万円ほどで、複数のガラスが割れているとさらに高額になるということです。
宮崎オートガラスの平川親士代表取締役は「人が足りず、修理する車もたくさんあり、非常に戸惑っています。発災当初はタクシーや営業車など市民の足や経済に欠かせない車の修理を優先したこともあり、一般のお客様には待ってもらっている状態で、大変だろうと思います」と話していました。
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