7年前の2017年5月の深夜、北九州市小倉北区にあった日雇いの労働者などが暮らす木造2階建てのアパートが全焼し、55歳から84歳の住民の男性6人が死亡しました。
この火事で、警察は26日、アパートの元入居者の井上浩二容疑者(56)を現住建造物等放火と住居侵入の疑いで逮捕しました。
容疑者は火災の8日後、北九州市内の交番に止めてあった原付きバイクが焼けた放火事件で、火をつけるなどしたとして服役していました。
警察によりますと、アパートの周辺にある防犯カメラの映像を詳しく分析した結果、事件前後に写っていた不審な人物と容疑者の特徴が似ていたことなどから、事件に関わった疑いがあると判断したということです。
警察は捜査本部を設置して事件のいきさつを詳しく調べています。
警察によりますと、調べに対し「そのようなことはやっていません」と供述し、容疑を否認しているということです。
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