10日午後、東京都内で開かれた会議で、警察庁の露木長官は「選挙が公正に行われ、国民の意思が正しく政治に反映されることは、民主主義の根幹だ」と述べたうえで、全国の警察本部長に対し、軽微な違反であっても警告を行うことなどによって早期にやめさせること、ことし4月の衆議院補欠選挙で、街頭演説を妨害する行為が繰り返されたことを念頭に、これらの行為に対して適切に対処することなどを指示しました。
今回の衆議院選挙は、安倍元総理大臣が銃撃された事件や、去年岸田前総理大臣が襲撃された事件以降、初めての総選挙となります。
露木長官は「要人に対する襲撃を二度と起こさせないという強い決意で、最後まで柔軟な体制で警護の徹底を図ることを肝に銘じてほしい」と述べ、演説会の主催者などとも協力しながら、テロなどの未然防止を図り、要人や候補者、聴衆の安全確保を徹底するよう指示しました。
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