不発弾が新たに見つかったのは、宮古空港と道路をはさんで隣接する畑です。
宮古島市や沖縄県によりますと、磁気探査を行っていたところ、今月8日と11日に250キロ爆弾が1発ずつ、合わせて2発見つかったということです。
この250キロ爆弾は、今月2日、宮崎空港の滑走路につながる誘導路で爆発した不発弾と同じサイズで、太平洋戦争中、アメリカ軍とともに宮古島などへの攻撃に参加したイギリス軍が使用した爆弾とみられるということです。
宮古空港は、旧日本海軍の飛行場だった場所にあり、空港のすぐそばでは、去年もアメリカ製の50キロ爆弾5発が見つかり、処理されています。
今回の不発弾の処理について、宮古島市は、自衛隊の専門部隊と調整を進めていて「なるべく早い時期に処理できるよう努めたい」と話しています。
国土交通省は、宮崎や那覇を含む全国5つの空港での緊急調査を16日夜から宮崎空港で始めていて、5つの空港はいずれも旧日本軍の施設があった場所にあり、これまでに不発弾が見つかっています。
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