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新年度の年金支給額 2.7%引き上げも実質目減り

公的年金の支給額は、物価と賃金の変動に応じて毎年度改定され、厚生労働省は、ことし4月からの新年度は、去年の物価上昇率が3.2%、過去3年間の名目賃金の上昇率が3.1%となったことを受け、2.7%引き上げると発表しました。

引き上げは2年連続で、伸び率はバブル経済の影響があった1993年度以来で最も高くなりました。

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