この相談窓口は日本小児精神神経学会が1月15日に開設しました。
相談窓口では地震で被災したり、震災の映像を見たりして心身の不調を感じている子供に関する相談をメールで受け付け、過去に地震などの災害で支援に携わった経験がある医師を中心に、数日以内に回答するということです。
学会によりますと、大きな災害を経験した子供は、
▽1人でいられなくなったり、
▽いつもより落ち着かなくなったりといった変化が見られることがあるということで、中には
▽避難所などでの集団生活が難しくなり孤立してしまうケースもあるということです。
相談は無料で、保護者や子供自身だけでなく被災地で子供に接する支援を行う人たちなどからの相談も受け付けるということです。
学会で災害対策を担当している岩手医科大学の八木淳子教授は「大きな災害のあとの子供たちの反応は体の症状や行動に現れやすく、こうした変化に不安になる保護者もいると思う。保護者が対応に迷ったときやお子さん自身が誰にも相談できずに困った時にこの窓口を思い出して悩みを打ち明けてほしい」と話していました。
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