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ラスベガスへ売春目的で女性勧誘か 職業安定法違反疑い3人逮捕

逮捕されたのは
▽都内でデートクラブを経営する東京 青梅市の船木春香容疑者(37)と
▽東京 品川区の会社役員、津崎佳子容疑者(43)
それに
▽名古屋市の自営業、片桐寛士容疑者(40)の3人です。

警視庁によりますと、去年3月、アメリカ・ラスベガスに派遣して売春をさせる目的で、30代の日本人女性を勧誘したとして、職業安定法違反の疑いがもたれています。

この女性と数年前にSNSで知り合った船木容疑者が「ラスベガス交際案件です。保証金は180万円で、観光旅行ということでの入国になります」などと勧誘し、ほかの2人が具体的な報酬の説明や通訳を担当していたということです。

調べに対し、船木容疑者は容疑を否認し、ほかの2人は容疑を認めているということです。

女性は去年5月に渡米し、現地の売春組織から相手を紹介されていましたが、スタッフと報酬などをめぐってトラブルになり、脅迫を受けたため、現地の警察に相談し、保護されていました。

この女性はこれまでにも別の売春組織から勧誘され、ほかの国にも派遣されていたと話しているということで、警視庁は日本人女性を海外に送り込む複数の売春組織が存在するとみて実態の解明を進めることにしています。

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