輪島市渋田町の出口正子さん(74)と長男の博文さん(49)は先月1日、地震で裏山が崩れ、土砂で倒壊した自宅の下敷きになって連絡が取れなくなりました。
消防などによる捜索が続けられ先月16日に遺体が見つかり、その後、2人と確認されました。
地震から1か月余りがたった3日午後、輪島市内で2人の葬儀が行われ、正子さんの夫の彌祐さんや親族などが別れを惜しみました。
葬儀のあと彌祐さんは「なかなか自分のところへ2人が帰ってこなかったので、少しほっとしました。そういう意味でなんとか一区切りつきました。まだまだ寂しい思いもすると思いますが、皆さんに励ましていただいたので、頑張っていこうと思います」と今の心境を語りました。
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