福地氏は、北九州市出身で、長崎大学の経済学部を卒業後、1957年にアサヒビールに入社し、営業部長や社長、会長などを歴任しました。
社長時代の2001年には社内で慎重論も強かった発泡酒への参入を決断し、ビール系飲料のシェアで48年ぶりに首位を獲得しました。
2008年、73歳でNHK会長に就任して3年の任期を務め、この間、視聴者からの信頼を高めるための組織風土改革や、国際放送の発信強化など協会の経営改革を主導しました。
2014年には旭日重光章を受章しています。
福地氏は先月28日に体調を崩して都内の病院に搬送されましたが、脳出血のため、翌29日に亡くなったということです。
葬儀は近親者だけで済ませており、後日、お別れの会が開かれる予定だということです。
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