58年前の1966年に今の静岡市清水区でみそ製造会社の一家4人が殺害された事件で死刑が確定した袴田巌さん(87)の再審は、静岡地方裁判所で9回目の審理が行われました。
再審では、事件発生から1年2か月後に現場近くのみそタンクから見つかった、血の付いた「5点の衣類」について、検察が「事件後に袴田さんが隠した」と主張する一方、弁護団は「みその中に長期間入っていれば血痕の赤みは失われる。衣類は捜査機関によってねつ造された疑いがある」と主張し、最大の争点になっています。
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