15日、福島県鏡石町のJR鏡石駅前のロータリーで、自動車学校の送迎バスから降りてきた男女2人が軽乗用車にはねられ、埼玉県宮代町の大学1年生、星野友哉さん(19)が死亡し、神奈川県の19歳の女子大学生も頭の骨を折るなどの大けがをしました。
警察は、軽乗用車を運転していた町内に住むパート従業員、面川秀子容疑者(72)をその場で逮捕し、17日午前、過失運転致死傷の疑いで検察庁に送りました。
軽乗用車は、一時停止の標識がある交差点で停止せずに駅前のロータリーの出口から進入して駅の建物に向かったとみられますが、付近の防犯カメラの映像などから時速40キロ以上のスピードで事故を起こしたとみられることが警察への取材でわかりました。
また、はねられた2人は送迎バスから降りた6人のうち最後に降りて事故に巻き込まれたということです。
調べに対し、ドライバーは「アクセルとブレーキを踏み間違えてしまった」と供述しているということで、警察が事故の状況を詳しく調べています。
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