東京大学は、世界水準の研究や地球規模の課題を解決できる人材の育成を目指して、2027年秋に「カレッジ・オブ・デザイン」という名前で、新たに5年制の教育課程を創設する方針を固めました。
文系と理系を融合した学部4年・大学院修士1年の5年間で、学生自身がテーマを選定したうえで気候変動や医療、教育などさまざまな分野を横断的に学べるようにするとしています。
定員は1学年100人程度で、半数ほどは海外からの留学生となることを想定し、授業はすべて英語で行うとしているほか、1年間は留学や企業でのインターンシップなど学外の学びを課すことも検討しています。
新課程の学生は秋入学で募集する方針で、多様性にも配慮し従来の入試とは異なる選抜方法を検討したうえで、入試の概要について来年度 2024年度中に公表する方針です。
東京大学では、新たな教育課程の創設などで、25年後までに学生全体に占める外国人の割合を学部では30%、大学院では40%より多くしたいとしています。
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