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4歳次女中毒死事件 母親「愛情が持てなくなった」と周囲に話す

東京・台東区の会社役員、細谷健一容疑者(43)と妻の細谷志保容疑者(37)は、去年3月、次女で4歳だった美輝ちゃんに車の不凍液に含まれる有害な化学物質「エチレングリコール」などを摂取させて殺害したとして逮捕されました。

これまでの調べで、美輝ちゃんが生後2か月のとき、夫婦げんかをした志保容疑者がベランダの衣類に火をつけたため、およそ半年間、児童相談所に一時保護されたことが分かっています。

保育施設を利用することを条件に保護が解除され自宅に戻りましたが、志保容疑者はその頃から「次女への愛情が持てなくなった」などと周囲に話すようになったことが、捜査関係者への取材で分かりました。

関係者によりますと、美輝ちゃんの育児にはほとんど参加せず、健一容疑者や親族らが担っていたということです。

一方で、ほかの2人の子どもについては積極的な様子も見られたということで、警視庁は当時の育児の実態についても調べを進めています。

調べに対し、健一容疑者は容疑を否認し、志保容疑者は黙秘しているということです。

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