東京 日本橋で行われたコンサートは、NPO法人が企画し、ウクライナからの避難者や留学生を含むおよそ600人が訪れました。
この中で、ウクライナ出身の歌手、ナターシャ・グジーさんは、「バンドゥーラ」という民俗楽器の演奏とともに、『わがキエフ』という祖国の歌や、自身が作曲した『希望の大地』という歌などを、祖国の平和への願いを込めて歌いました。
コンサートで得られた利益は全額がウクライナに送られ、地雷の撤去や医療支援などに役立てられるということです。
鑑賞に訪れた日本に避難している女性は「バンドゥーラを見て、すごくびっくりしました。戦争が起きていることを忘れないことが大切だと思います」と話していました。
また、都内に住む60代の男性は「歌声が心にしみました。長い支援が必要なので、思いを長く留めることが必要だと感じました」と話していました。
ナターシャさんは「ウクライナの人や文化などに興味を持って好きになってもらうことが、長期にわたる支援につながると思います」と話していました。
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