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ホストクラブ看板 都の条例違反少なくとも数十件 指導へ

東京 歌舞伎町のホストクラブでは、高額な飲食代金をホストが立て替える「売掛金」をめぐるトラブルが問題となっていて、警視庁は悪質なケースの摘発や店への立ち入りなどを行って営業実態の把握を進めています。

この問題で、警視庁などが歌舞伎町の屋外に設置されたホストクラブの看板を調べたところ、必要な設置申請がなかったり、建物の壁に占める看板の面積が基準を超えていたりするなど都の条例に違反するケースが少なくとも数十件確認されたことが関係者への取材でわかりました。

関係者によりますと、看板には売り上げ上位のホストの写真が使われることが多く、ホストが客に「看板に載りたい」などと高額な注文をあおってトラブルにつながるケースもあるということです。

警視庁は新宿区と連携し、違反が確認されたケースについては店の経営者などに対して自主的な改善を求めるなど、指導に乗り出すことにしています。

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