この説明会は、高額な飲食代金をホストが立て替える「売掛金」をめぐるトラブルが問題となる中、ホストクラブに法令を順守した営業を呼びかけようと警視庁が臨時で開いたもので、新宿区の担当者のほか、店の責任者などおよそ140人が出席しました。
はじめに、警視庁保安課の大嶺忍課長が「違法な営業は経営者の責任で是正する必要がある。健全で安全な営業を心がけてほしい」とあいさつしました。
説明会は非公開で行われ、警視庁からは客に売春をあっせんするなど悪質なケースを検挙していることなどを伝えたということです。
また、警視庁と新宿区が行った調査で、歌舞伎町に設置されたホストクラブの看板のうち、必要な設置申請がなかったり、建物の壁に占める看板の面積が基準を超えていたりするなど都の条例に違反するケースが少なくとも数十件、確認されたことが報告されたということです。
これについて、申請の許可などを担当する区の担当者が自主的な改善を求めたほか、警視庁の担当者からは指導や撤去に応じない場合は取締りの対象となることを伝えたということです。
看板には売り上げ上位のホストの写真が使われることが多く、ホストが客に「看板に載りたい」などと高額な注文をあおってトラブルにつながるケースもあるということで、警視庁は新宿区と連携し指導を進めることにしています。
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