1月に羽田空港の滑走路上で起きた日本航空の旅客機との衝突事故を受け、海上保安庁は安全の再確認と精神面のケアのため、羽田航空基地に所属する海上保安官の航空機への乗務を停止しています。
事故のあと全国の航空基地では、安全のための会議の開催や、運航マニュアルの点検など緊急の安全対策を行ったうえで業務を継続してきましたが、関係者によりますと、羽田基地の海上保安官についても、ヘリコプターに限って3月1日から乗務を再開するということです。
乗務の再開にあたっては、安全運航の体制を再確認したことに加え、ヘリコプターは滑走路を使わないことを考慮したということです。
一方、事故機と同じ固定翼機については、乗務する海上保安官の精神面のケアや機体の整備などのため、再開の準備を進めているものの、具体的な日程は決まっていないということです。
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