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留置場に長時間拘束の男性死亡 元警部に罰金80万円 名古屋簡裁

おととし12月、愛知県の岡崎警察署の留置場の保護室で、公務執行妨害の疑いで勾留されていた43歳の男性が、暴れたことを理由に、ベルト型の手錠や縄などで連続100時間以上にわたって拘束され、その後、腎不全で死亡しました。

留置管理に関わっていた46歳の元警部は、医師の診察を受けさせるなどの義務があったのに、男性を保護室に放置したなどとして、業務上過失致死の罪で2月28日に略式起訴されました。

元警部について名古屋簡易裁判所は、5日までに罰金80万円の略式命令を出しました。

この問題で、男性を蹴るなどした特別公務員暴行陵虐や、うその報告書を作った虚偽有印公文書作成などの疑いで書類送検された、ほかの当時の署員8人は不起訴になっています。

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