去年11月、鹿児島県屋久島沖でアメリカ軍横田基地に所属する輸送機オスプレイが墜落した事故では乗員8人全員が死亡しました。
これを受けて、アメリカ軍は世界各地に配備しているすべてのオスプレイについて、飛行停止する措置をとりましたが、8日、この措置を解除して飛行を許可すると発表しました。
これに対し、都と、横田基地周辺の自治体でつくる協議会は、防衛大臣などに要請文を出しました。
文書では、「国は、運用再開についてアメリカと緊密に連携して調整していくとしているものの事故調査は進行中で、特定の部品の不具合が発生したことが事故を起こした原因とされたが根本の原因や安全対策の詳細な内容も明らかにされていない」などと指摘しています。
その上で「基地の周辺住民はオスプレイの安全性に対する不安を募らせている」として、国に対し、事故の原因や安全対策、再発防止策などを明らかにするよう求めています。
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