鹿児島県警察本部によりますと、流出していたのは「告訴・告発事件処理簿一覧表」と呼ばれる内部文書です。
流出した文書には、警察が告訴や告発を受理した4つの事件の当事者の名前など、合わせて12人分の個人情報のほか、事件への対応状況も記されていたということです。
この中には、新型コロナの患者の宿泊療養施設で起きた性的暴行事件で、告訴した人や、告訴されたあと不起訴となった人の名前などもあり、去年10月、この事件の警察の捜査に問題があったとするネットメディアの記事で個人情報を黒塗りにした状態で掲載され、流出が発覚したということです。
鹿児島県警察本部は、12日までに名前などが流出した当事者に謝罪したということで、詳しいいきさつを調べています。
鹿児島県警察本部刑事企画課の川崎清課長は「関係者にご迷惑をおかけし申し訳ない。流出したいきさつについて厳正な調査を行っていく」とコメントしています。
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