神奈川県教育委員会が13日、県庁で開いた記者会見によりますと、鎌倉市立岩瀬中学校の國分裕樹教諭(35)は、2021年4月ごろから去年7月ごろにかけて、担当する技術の授業中などにあわせて十数人の女子生徒の服の上から体を触ったということです。
去年9月、女子生徒が別の教諭に相談したことから明らかになったもので、國分教諭は聞き取りに対し「わいせつな意図はなく、わかりやすい説明をしようと思って無意識に体に触れてしまった」と話したということです。
県教委は13日教諭を懲戒免職処分にしました。
鎌倉市教育委員会によりますと、この教諭はおととし別の教諭から「子どもたちとの距離が近い」との指摘があったため、校長や市教委が指導していたということです。
県教育委員会はこのほか、路上で女性とすれ違いざまに体を触ったり、教え子だった女子中学生と淫らな行為を行ったりしたとして、男性教諭3人を懲戒免職処分としました。
県教育委員会の高安賢昌行政部長は「わいせつ事案の根絶を最重要課題として取り組んできたが、大変忸怩たる思いだ。誠に申し訳ない」と謝罪しました。
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