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成田空港会社 新たにハンドリング会社を誘致 15日から業務開始

成田空港ではこれまで10社のハンドリング会社が業務を行ってきましたが、コロナ禍のあと急激に回復している国際線の航空需要に人手が追いつかず、海外の航空会社の新規就航や増便の希望の一部を受け入れられない影響が出ています。

また、5年後には、3本目の滑走路が完成して利用客の増加が見込まれ、現在よりも多くの人材が必要になると見られています。

こうしたことを受けて成田空港会社は、新たなハンドリング会社を誘致し体制の強化に乗り出しました。

新たに誘致されたハンドリング会社は、コロナ禍に離職したほかの会社のOBを中心に人員を集めて15日から業務を始めました。

15日はミーティングを行ったあと、マレーシアから到着した航空機の地上誘導や荷物の積みおろしなどを行っていました。

会社では、マレーシアや中国の航空会社から週当たり21便の業務を受託し、今後も増やしていくことにしています。

成田空港会社は、航空会社の誘致については専門の部署が日頃から行っていますが、ハンドリング会社を誘致するのは今回が初めてだということで、今後もグランドハンドリングの従業員の確保に取り組んでいくことにしています。

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