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福井 越前町の沖合 男性がイルカに足ひれをかまれる

男性が撮影した映像には、イルカが男性を追いかけるように泳ぐ様子などが捉えられています。

イルカに足ひれをかまれたのは、石川県小松市の59歳の男性です。

男性によりますと、24日の午前11時ごろ、福井県南越前町の沖合でダイビングをして、ボートに上がる準備をしていたところ、イルカが近づいてきて足ひれをかまれたということです。

男性はその際の様子をカメラに収めていて、映像には、イルカが男性を追いかけるように泳いだり、口を大きく開けたりする様子が写っていました。

イルカは1頭で、一緒にダイビングをしていた人たちをかもうとしたあとに男性の近くに寄ってきたということで、男性は急いでボートに上がり、けがはなかったということです。

現場は南越前町の200メートルから300メートルほどの沖合で、男性はNHKの取材に対し、「想像していたよりイルカの体が大きく、口もかなり大きかったので、怖いと感じた」と話していました。

福井県では先月以降、海水浴をしていた人が、野生のイルカにかまれる被害が相次いでいて、海上保安部が注意を呼びかけています。

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