5つの民間事業者が路線バスを運行している葛飾区内では運転手不足を理由にした減便が相次ぎ、特に4月からは3つの路線が運休する事態に陥っています。
このため葛飾区は運転手不足に直面するバス事業者の支援を始めています。
具体的には運転手の待遇改善にかかる費用として運転手1人につき、毎月2万円を上限に住宅手当を補助します。
また運転手の採用活動の経費や女性運転手が働きやすい職場環境を整えるための費用をそれぞれ2分の1を上限に補助するとしていて、区によりますと、こうした支援は東京23区で初めてだということです。
これまでのところ、区内の4つのバス事業者が支援を受ける見通しだということで、交通政策課は「制度を活用してもらい、区民の生活の足をしっかり確保していきたい」と話しています。
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