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上皇后さま “痛み和らぎ 手術翌日からリハビリ” 宮内庁長官

上皇后さまは、今月6日に東京 港区の赤坂御用地にある、お住まいの仙洞御所で転倒して右大たい骨の上部を骨折し、東京 文京区にある東京大学医学部附属病院に入院して、8日、折れた骨をつなぎ合わせる手術を受けられました。

宮内庁の西村長官は、10日の定例記者会見で、上皇后さまは、痛みが和らぎ、手術翌日の9日からリハビリされていると明らかにしました。

車いすに移って筋力を落とさないよう、けがをしていない左足を動かされるなどしていて、リハビリは順調に進んでいるということです。

上皇后さまは、術後1週間から2週間程度入院する予定で、今月20日には90歳の卒寿を迎えられます。

西村長官は、「かなり年を召されて、歩行がかなり困難な状況も見受けられたが、今回のことが起こって改めて、リハビリ後の生活もしっかりとお支えしなければいけないと思っています。1日も早い回復を心より祈るしだいです」と述べました。

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