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知床観光船沈没事故 運航会社の社長 きょうにも保釈の見通し

おととし4月、知床半島の沖合で観光船「KAZU 1」が沈没した事故では、乗客と乗員あわせて20人が死亡、6人が行方不明になっています。

船を運航していた「知床遊覧船」の社長 桂田精一被告(61)は、運航管理者などとして事故を未然に防ぐ義務を怠り船を沈没させたとして、業務上過失致死の罪で起訴されました。

桂田社長について釧路簡易裁判所は10日、保釈を認める決定をしました。

検察はこの決定を不服として準抗告していましたが、社長の弁護士によりますと裁判所はこれを退けたということです。

保釈金が納付されれば社長は早ければ11日にも保釈される見通しです。

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