逮捕されたのは愛知県豊橋市の大学3年生、杉原佑郎容疑者(22)です。
警視庁によりますと、去年10月、SNSで知り合った女子中学生に対し「自宅に泊まらせてあげる」と約束して、わいせつ目的で会うことを求め、大田区の蒲田駅で待ち合わせたとして面会要求の疑いがもたれています。
容疑者は当時、企業のインターンシップに参加するため都内に住んでいて、女子中学生を自宅やホテルに連れ込んでいたということです。
この翌日に女子中学生が警視庁に連絡して発覚したもので、聞き取りに対し「家に居場所がないと感じて家出したいと思っていた。これ以上滞在すると怖い思いをすると思った」などと話しているということです。
一方、杉原容疑者は調べに対し「わいせつ目的ではなく、困っている女の子の話を聞いてあげようとした」と容疑を否認しているということです。
「面会要求罪」は、去年7月に施行された改正刑法で新たに設けられ、わいせつ目的で16歳未満の子どもに金銭の提供を約束するなどして面会を求める行為を処罰の対象としました。
警視庁によりますと、実際に子どもに面会したとして容疑者を逮捕したのは、全国で初めてだということです。
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