書類送検されたのは、宮城県亘理町の自動車買取販売会社の48歳の専務です。
法人としての会社も書類送検されました。
警視庁によりますと、自動車に備え付けられていた緊急用の発炎筒およそ4500本、火薬の量として344キロを、亘理町内の2つの倉庫で保管していたとして、火薬類取締法違反の疑いが持たれています。
大量の火薬を保管するのに必要な県の許可を得ておらず、車のエンジンや部品など引火しやすいものと一緒に保管するなど、火災を防ぐ安全管理も行われていなかったということです。
この会社は解体した車から出た発炎筒を集め、100本1100円ほどの価格でインターネットのオークションサイトに出品し、去年9月までの3年9か月の間におよそ1万5000本を販売していたということです。
専務は「火薬の処分費用を浮かせる目的で出品していた」などと容疑を認めているということです。
警視庁は、保管に必要な手続きや安全管理を行うなど、火薬の扱いに注意を呼びかけています。
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