去年12月、倉敷市玉島の住宅で会社経営の問田正さん(57)が刃物で胸を刺されて殺害され、50歳の妻も大けがをした事件で、妻への殺人未遂などの罪で逮捕・起訴された、夫婦の長男の問田直孝被告(29)とその知人の村上航希被告(26)が1日、正さんへの殺人の罪で追起訴されました。
2人は事件のおよそ1か月前から殺害を計画していたとみられ、直孝被告が殺害を依頼したところ、村上被告から100万円増額するよう要求され、600万円の報酬を約束していた疑いがあることが捜査関係者への取材で新たに分かりました。
検察は2人の認否を明らかにしていませんが、捜査関係者によりますと、警察の調べに対し、村上被告は「直孝被告から2人の殺害を依頼された」という趣旨の供述をして、直孝被告は否認していたということです。
また、警察は1日、村上被告が正さんの住宅から財布などを盗んだ疑いで追送検しました。
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