JR西日本によりますと、工事用の車両が山口県の「埴生トンネル」の中で動かなくなり、広島と小倉の間の上下線で始発から運転を見合わせていました。
その後、工事用の車両を新下関駅のホームに移動させる作業が完了したため、山陽新幹線は午前11時36分に運転を再開しました。
3連休の最終日で広島駅の新幹線の改札口は大勢の人で混雑し、運転再開を知らせるアナウンスが流れると、続々とホームに向かっていました。
友人に会いに京都駅へ向かう予定の広島市の50代の女性は「予定がすべて狂ってしまったので、どうしようかと思っています」と話していました。
仕事のため新幹線で博多駅に向かう予定だった広島県の60代の自営業の女性は「工事であるならば時間内で終わらせてほしかったです。午前中の仕事の用事が中止となる可能性があり、仕事に関係する人にはこれから連絡します」と話していました。
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