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4歳次女中毒死事件 夜間も保育施設に 育児放棄常態化の疑い

東京 台東区の会社役員、細谷健一容疑者(43)と妻の細谷志保容疑者(37)は去年3月、次女で4歳だった美輝ちゃんに対し、車の不凍液に含まれる有害な化学物質「エチレングリコール」などを摂取させて殺害したとして14日逮捕されました。

調べに対し、健一容疑者は容疑を否認し、志保容疑者は黙秘しているということです。

これまでの調べで、2019年に母親による心理的虐待があったとして、児童相談所がほかのきょうだいとともに一時保護していたことや、おととしには複数回あざなどが見つかり、父親に気をつけるよう指導していたことが分かっています。

捜査関係者によりますと、事件当時、美輝ちゃんは保育園に通っていましたが、夜間もたびたび別の保育施設に預けられていたということです。

その際、着ていた服や体が不衛生なときもあったということで、警視庁は育児放棄が常態化していた疑いがあるとみて当時の状況を調べています。

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